表千家茶道教室・着付け教室「善」の勝山宗敬でございます。
千葉市緑区あすみが丘にお教室を開いております。年々生徒さんも増え、楽しくお稽古をさせて頂いております。
皆様は茶道は所作や決まり事が多く、敷居が高いとお考えではないでしょうか?確かに決まり事などありますが、覚えてしまえば心地良い空間になります。まずはお茶を召し上がってみて下さい。
亭主はお客様がお茶を楽しめる様に準備します。茶室を整え、庭の手入れをし、季節にふさわしいお道具やお菓子を選び、誠心誠意の気配りをします。そして、おいしくお茶を飲んでいただける様、心を込めてお茶を点てます。
お客様もまた亭主の心に応えるべく、最大限の礼儀をはらいます。このお互いの心を思いやるおもてなしの心を学ぶ事が茶道の大事な事です。お点前を覚え、反復練習をする事により、お茶の心を知る事になります。
「和敬静寂」という言葉があります。
和とは、お互い仲良くする事
敬とは、お互い相手を敬う心
清とは、清らかに身だしなみを整え心も清める事
寂とは、何事にも乱されぬ不動の心
何一つ特別な事ではなく、普段の生活の中で心がけるべき事です。
日本には四季があり、豊かな自然の中で生活を営んできました。季節は茶道の中でも大切な要素です。夏は涼しく、冬は暖かくお客様をお迎えします。
表千家の点前の特徴は、流れる水のような自然体の所作を身につける事を目指しています。利休の教えを守り、茶の湯の心を身につけていきたいと思います。
忙しい毎日からちょっと離れ、市中の山居にて露地から吹く風を感じ、釜の湯の沸く音に耳を傾け静かにお茶を楽しみませんか?
プロフィール
着物好きの母の影響で幼少より着物に親しむ。 着付け教室で学んだ後、成人式の着付けに携わることで現代的な帯結び等も取得。 着物好きが高じて、着物を着る機会の多い茶道の道に入門。表千家同門会会員、表千家講師。 茶道の奥深さから、茶花を育て、和菓子作り、懐石料理、禅語等も研究中。 趣味は神社仏閣をめぐり御朱印をいただくことと骨董屋さんめぐり。県内はもとより京都の骨董市にも足を運び、先人の遺した確かな手仕事に触れることが何より楽しい。